今年の鮭釣りはメスの比率が少なく、微妙な結果に終わり、秋のカレイ釣りに移行です。
毎年恒例の鮭釣りシーズンが終わってからの世界遺産、知床半島遠征。
今回は相棒が仕事の為、一人で行くことになりました。
冬タイヤを装備して準備はバッチリ。潮回りも抜群で、あとは釣るだけ・・・のはずでしたが、まさかの初日から雨予報に波も高め。
早くも波乱の予感…
2020年10月30日 大潮 南の風
と、いうことで初日は雨がギリギリかわせそうな知布泊漁港、通称日の出漁港でアキアジの残党狩りをすることに!
しかし天気は何とか強風のみで雨は持ちこたえてましたが、人もまばらで鮭の姿すら見ることなく数投フカセを投入して即鮭釣りは終了(笑)
すぐにカレイの投げ釣り会場へ移動することになりました。
予報では9時過ぎから雨が止む予報だったので、しばらく豪雨の中、車で待機しました。
軽く小雨になったので、早速準備して10時頃からスタート!
角にはルアーマンがいたため、先端向きに釣り座を構え、投げ釣り二本体制で開始。
すると早速アタリがあり、重量感たっぷりで巻き上げると…
40センチ級のマガレイとイシモチがダブルで釣れました!
さすが世界遺産、裏切りません。
このまま爆釣モードかと思いきや、まさかの事件が発生します。
なぜかワンキャストですぐにエサが全く無くなってしまいます。
アタリは無いのになぜ??
なんと犯人は、フグでした。
よくよく触ってみると海水温が異様に高い?そういえば釣れてきたカレイがなんか生温かったです(笑)
そんなこんなでフグの猛攻で、用意してきたイソメ5パックがあっという間に無くなりそうなので、ちょっとルアーで一息つくことにしました。
すると、ワンキャスト、ワンヒットでこちらはサバが入れ食いに。
ブルブルブルブル~サバイブレーション~
サイズも微妙なので全てリリースです。
15時頃から波が高くなる予報だったので、安全第一で14時に撤退することにしました。
初日の投げ釣りの釣果は…
クロガシラ2枚(40センチ前後)
マガレイ4枚(30~45センチ)
イチモチカレイ1枚(44センチ)リリース
サバ(25センチ前後)全てリリース
フグのエサ取りの前にカレイが食いつかないと釣れないという難しい釣りでした。
2020年10月31日 大潮 北西の強風
前日の場所は強風&高波という予報で絶望的状況だったので、羅臼方面で遊んでみることにしました。
もしかしたら鮭が釣れてるかも?と淡い期待をして、植別川や崎無異の河口を見てみましたが、人も少なく川に遡上している鮭の数も少なかったので、残念ながら鮭は諦めることにしました。
崎無異の川と海の境目のグレーゾーン?でやっている人は何匹か釣れてましたが…(笑)
そんなこんなで初めてやってきたのは羅臼のお隣、松法漁港。
防波堤の先端からクロガシラを投げ釣りで狙ってみることに。
羅臼で投げ釣りをするのは初めてかも?
そもそもカレイが釣れるのか?
なんの情報もないまま、おまけに誰もいないこの松法漁港で果たして何か釣れるのか?
よくわからないままとりあえず一本体制でフルキャストしてみます。
すると早速アタリがあり、なかなかの重量感なので期待して巻いてくると…
中途半端な大きさのコマイがダブルでヒット!
んー、お前じゃないなぁ感が凄い(笑)
その後もほぼ入れ食い状態でこのサイズのコマイがエンドレスで釣れ続けてしまう状況に(-_-;)
なんとかクロガシラも釣れましたがサイズは小ぶり。
エサのイソメがホントになくなりかけたので心が折れて数時間で終了。
羅臼での投げ釣りの釣果は…
コマイは全てリリースして、なんとかキープサイズのカレイだけキープ(笑)
クロガシラ2枚(25センチと31センチ) 25センチはリリース
マガレイ1枚(26センチ)
コマイ25センチ前後たくさん 全てリリース
と、ここで本来は帰宅する予定だったので網走の藻琴川や鱒浦漁港、二ツ岩、能取湖口など、鮭釣りの有名ポイントを見ながら夕方には常呂漁港に到着。
アキアジが釣れてる雰囲気はなかったので、帰ろうかと思ったのですが、どうしても不完全燃焼。
朝だけ常呂で鮭釣りをやろうかと思いましたが、どうしてももう少しカレイが釣りたい(笑)
天気予報を見ると、初日の場所が風はあるけど波も落ち着いてめっちゃ釣り日和っぽい…
嫁さんに電話をし、リモートでジャンピング土下座をして延長戦のお許しを頂きました(笑)
そんなわけで、盛大に引き返して次の日に続きます…
2020年11月1日 大潮 南西の風
日曜日と言うことで、予想通り待機している車も複数いたので、場所確保もかねて気合いを入れて午前2時から現地入りしました。
もちろん一番乗りで無人だったので、初日と同じ場所に釣り座を構えて、しばらくブラーでガヤと遊んで時間を潰します。
あまり大きなのは釣れませんでしたが、遠投するとサバも釣れて、最後には45センチのカジカをゲット!
そんなこんなで5時頃にはホッケ狙いのルアーマンも続々と登場して、予想よりも人が多く、普段入らないような場所もびっしりになりました。
左側の狭いスペースに無言で割り込んできたルアーの人に多少不安を抱きながらも、右側に挨拶して入ってきたルアーマンと投げる位置を確認しながら投げ釣り二本体制で開始。
朝マズメはエサ取りのフグも少ないのかさっそく大きなマガレイやクロガシラが良いペースで釣れてきます。
しかし、ここで事件が発生。
※ここからはほとんど愚痴なので不快に思われる方はスルーしてください。
左側のルアーマンが何度もこちらに被せて投げてきて、毎回仕掛けを引っ張られます。
飛距離も出てないので、ラインが風でフケていると余計絡みやすい。
ここはワンドになっているので、お互いに正面に投げていては毎回絡むのは誰の目に見ても明らかなのです。
でも、私はもうこれ以上右に投げることはできません。お互いに投げる位置を確認し合っていた右側のルアーマンさんと絡むので。
それでもむしろ少し気を使って右に投げてたのに…
この場合、一番最後に挨拶もなく割り込んできた左側の人が気を付ける、もしくは割り込むのを諦めるのが常識だと私は思っていました。
しかも絡むたびに無言で、こっちにも来ないでお前が外せオーラを出してきます。
そのたびに私が100メートル先から仕掛けを回収して、波に気を付けながら下に降りて外すので全く釣りになりません。
ついに二本ともまたいで引っかけてきたので、ラインがぐちゃぐちゃになり自分の仕掛けを切断する事態まで発生。
さすがに我慢できなくて、もう少し左に投げてもらわないと絡まってしまいますよ?毎回私の右側の方に落ちてるので。と冷静に声をかけると、信じられない言葉が返ってきました。
「はぁ?そっちが俺の目の前に投げてるから絡まるんだべ。斜め被せて投げるなよ。もっと右に投げろ。みんな楽しく釣りしたいんだからさ、ちゃんと周りを見て釣りしてもらわないと困るわ。正面に投げてよ。」
プッチーン!
PEラインが振り切れしたときよりも大きな音で堪忍袋の緒が切れました(笑)
先にやっていた人に言う言葉じゃないことや、挨拶もせず割り込んできたこと、何度もワンドになっている地形の説明をしましたが、お前が斜めに投げているの一点張りで聞く耳持たずで話になりません。
本当はもっと汚い言葉で罵りたい気持ちですが、このくらいにしておきます(笑)
唯一の救いは、自分の右側にいた地元の方々全員が私の味方になって励ましてくれたことでした。
少し気持ちが落ち着きました。
俺も言ってやるから気にしないで投げれ~とも言ってくれましたが、相変わらず左のおじさんは気にせず私の目の前に投げ続けてきていたので、自分は二本体制をやめて一本体制にして、右の人に事情を話して、無理やり被せて投げさせてもらうことに(-_-;)
ゴールデンタイムをまさかの一本体制でやることになり、釣果はガタ落ち。
さらにゴールデンタイムを過ぎるとフグも出てきて、さらに釣果はガタ落ち。
結局左のおじさんは何も釣れず坊主で終わり、帰り際にもなんかこっちに向かって言ってましたが、関わりたくないのでガン無視してスルー。
まぁどっちにしろ、ルアーであの飛距離じゃ何も釣れませんね(笑)
今回は散々な目に遭いましたが、おかげで地元の方々とは仲良くなれて、自分が毎年来ていることを話すと、また来年ねと言ってくださったりと、地元の人の暖かさに触れることができました。
この場をお借りして、ありがとうございました。
あっ、釣果を書くのを忘れてましたね(笑)