北海道 海釣りdiary

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アキアジ、サクラマス、ヒラメ、ブリ、カレイ、ホッケ、ニシン、ワカサギなど海釣り中心にショアから、北海道で1年中魚を追いかけてます。

道南熊石遠征 関内川河口&鮎川平盤にてサクラマスを狙う


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1月にサクラマスを釣ったことがなかったので、満を持して道南大遠征を計画していましたが、天気予報はまさかの悪天候


西風が強く、日本海側はほぼ全滅の気配でしたが、とりあえず何も知識もないまま道南に向けて出発することにしました。


結果から申し上げると、2日間でなんとか1匹だけサクラマスを釣ることができました。



ツイッターやインスタグラムでは続々と爆釣情報が飛び交っていますが、いったい皆さんどこで釣れてるのでしょうか?(笑)



激渋でした。




初日は熊石町関内川河口にてサクラマス釣り開始

2021年1月9日 若潮 西の強風 波3メートル



Google Earthを見てみると、何となく西風にも耐えられて大きなワンドになっているので、波も落ちていそうなポイントだったので、とりあえずそこで明るくなるのを待つことにしました。


そもそもここはサクラマスが回遊しているのだろうか?


ネットで調べてみると多少ブログ等でも関内川河口にてサクラマスを狙った記事があったのですが、初の道南サクラマス遠征ということで不安しかありません(笑)


すると一組釣り人が来て、ポイントへ向けて歩いて行ったので、とりあえず自分も準備して行ってみることに。


他の所は波や風で釣りにならない状況の中、やはりここはなんとか釣りはできそうな雰囲気です。


根掛かりに怯えながら河口に向けてランガン開始です。


少し手前側はささ濁りで、たまにゴミがついてくるような状況でしたが、全く生命反応すら感じることなく、ほんの数時間で寒さに負けてノックアウト。


先行者の方も釣れた気配はありませんでした。


移動と言っても他の日本海側のポイントは西風直撃のため、ダメもとで瀬棚方面に向かいましたが予想通り大荒れで、途中で引き返すことになりました。


元来た道を戻り、いっそのこと知内や木古内方面まで行ってしまおうかとも考えましたが、さすがに寝ないで6時間運転した体が悲鳴をあげていたので昼まで仮眠しました。


明日のポイントも決めないといけないので、有名ポイントの鮎川を覗くと、波を被りながら数名頑張っていたので、ずぶ濡れ覚悟で気合を入れて参戦することにしました。


ちなみに車の温度計はマイナス8度でした(笑)



午後の部、鮎川平盤でついに今季初のサクラマスをゲット


有名ポイントですが初めてやる場所なので、しばらく波の当たり方などを後ろで観察しながら、先行者の投げている方向もインプットして、手前側の空きスペースに入らせてもらいました。


皆さんひざ上まで波が来ても平然と釣りをしてることに驚愕しながらも、自分も必死に踏ん張りながら激荒れ爆風の日本海に立ち向かいます。


ルアーチェンジも手が冷たくなるので必要最小限に抑え、出し惜しみせず信頼と実績の岡ジグのピンク系をひたすら高速で巻き続けました。


フルキャストするとかなり潮が効いているゾーンがあったので、手前ではなく遠投で攻めているとちょうど潮が効いている場所でショートバイトがありました。


最初はホッケかな?と思いながら、今度は高速巻きから少しラインスラッグを出して軽めのストップとかけると、まさかのヒット!!


引きは強くなく小型でしたが、慎重に寄せてくるとなんとサクラマスではありませんか!!


しかし波が高くて前には出られないのでタモは使えず、波のタイミングであげるしかありません。


ここまでグチグチ書いたのでもう予想はできたと思いますが…見事に口切れで足元にて無念のフックアウトです。腕が未熟すぎる。


しかし回遊は確認できたので、寒さも忘れてひたすら振り続けます。




すると今度はやや遅巻きでヒット。やはり潮が効いている沖目でのヒットです。


そして今度は運良く、サクラマスの口の堅い場所に掛かってくれていたので無事にゲットです。


1月にサクラマスを釣ったのは人生初です。





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サイズはかなり小ぶりでしたが、嬉しい初物なのでキープさせて頂く事にしました。


その後もアタリは2回ほどありましたが、口が弱い小型のサクラマスを攻略できずバラシてしまい、だんだんと潮も効かなくなってきて初日はこの1本で終了となりました。







最終日の2日目も鮎川平盤でサクラマス釣りを開始

2021年1月10日 中潮 西の強風 波3メートル


本来は北上して少しでも帰り道を短縮できるよう非常に迷いましたが、天候が回復する予報ではなかったので、前日と同じポイントでやることにしました。


前日に波の当たり方が少しだけ弱そうなところをピックアップしていたので、6:30前のやや暗いうちから現場に向かいました。


すでに強者が数名待機していましたが、なんとか目星をつけていた手前側に入ることができ、さっそくキャストを開始します。


使用するジグはソウルズのヒメポン40gです。このジグはその辺の釣り具屋さんにはあまり売っていません。売っている場所を見つけたら買占めに行くのでぜひ教えて下さい(笑)



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とにかく自分の釣り方に相性がいいのか、このヒメポンは岡ジグを凌ぐ勢いでめちゃくちゃ釣れちゃう一軍ルアーです。


昨年の遠別サーフでも絶好調だったルアーで、今回使ったカラーは白ベースに黄緑のライン。基本はただ投げて巻くだけです。






期待の朝マズメでしたが、残念ながら前日よりも潮の効きが悪く、手前が少しマシかな?といった感じ。


周りでも釣れていません。


さらに相変わらず波も高く、かなりの強風で非常にタフな状況です。


時折来る大波に足元をすくわれて転倒する人までいました。




心が折れかけていた8時頃に、かなり手前で待望のヒットでしたが、これまた無念のフックアウト。少しドラグがきつかったか?自分の腕の無さに絶望しました。


その直後にも手前でヒットしますが、今度は残念ながらホッケちゃん。キープするのも面倒なので今回はリリース。


朝からやっていた人も、日本海の荒波による堀口恭二ばりのカーフキックの連続で悶絶して離脱していきました(笑)


気付けば残ったのは私一人に。さすがに一人で波を受けながら釣りするのは危険と判断して、私も10時頃には心が折れてギブアップとなりました。





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2日間で残念ながら超小型のサクラマス1匹と、外道のホッケ1匹で終了となりましたが、とりあえず初遠征でこの大荒れの天気のなか、釣果があっただけでも良かったです。


そして帰り道は高速度道路を一切利用せずに、まさかの瀬棚、島牧、寿都、岩内と海岸線を走り、ただ大荒れの海を見ながら無意味に遠回りして、総走行距離1100キロの旅を無事に終えて帰宅となりました(笑)




サクラマスは焦らず成長を待って、もうちょい暖かくなってからでもいいかな。





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