アメマス・サクラマスを狙って瀬棚方面に大遠征。またはいつもの小樽・積丹方面か、室蘭・苫小牧方面でカレイ狙いの投げ釣りをやりたかったが…
気合いを入れて連休を取得してましたが、週末にかけてまさかの大荒れの天気予報。
中止も余儀なくされるぐらいで、ものすごくガッカリな状況になってしまいました。
日本海、太平洋共に釣りをできるような状態ではないと判断し、今回は大人しく家族サービスをしよう!
とはならないのが、釣りバカの真骨頂です(笑)
なんとか釣りができそうで、なおかつ近場なので、釣れなくてもガソリン代は大幅に削減できる場所にロックオン!
仕方なく向かったのは、ボウズでもダメージの少ない近場の留萌港…
というわけで、前週に引き続き留萌港にやって来ました!
あれだけ釣れないとディスっていたのに…(笑)
↓↓先週の留萌港での釣り
夜中に到着するとなんと全然釣り人がいません。
先週たくさん人がいたモニュメントも、その対岸も無人ではありませんか!
いつもならテンションがあがりますが、ホントに釣れないんだなー、と逆にテンションダウン(笑)
とりあえず竿も出さずにそのまま就寝しました。
明るくなって港内の各ポイントを偵察するも、ニシンが釣れている雰囲気はありません…
目覚ましもセットしてなかったのですが、目を覚ますともうすっかり明るくなってきていました。
ぐるっと港内を偵察しますが、南岸壁のニシン狙いの方も暇そうにしていました。
ここまできたので朝マズメだけは真面目にやらなければと、かつては大物クロガシラで一世を風靡した女神の像?のところで投げ釣り二本体制で挑みます。
無人の女神像のモニュメントにて、ダメ元でクロガシラを狙って投げ釣りを開始するが…
この時点でもまだ貸しきりだったので、のんびり今日もフルキャストの練習だなとすでに諦めムード。
強風でしたが追い風のためやりやすく、めちゃくちゃ飛びましたが、船の往来がどの辺なのか不明だったのでフロロカーボンラインをセット。
追い風にのせたスーパーフルキャストの二本体制で釣れてきたのは…
さっそくわずかに糸フケしたので巻いてみると…
安定のちびカワガレイでした。
その後20㌢くらいのクロガシラが一枚釣れましたが、他に釣れるのは小さいカワガレイばかり。
すっかりやる気をなくして気がついたら寝てしまっていました。
ここからまさかの大逆転!ニシンの群来が発生し、貸し切り入れ食い状態に…
投げっぱなしで気持ちよく爆睡していた午前9時頃に、コンコンと車のガラスを叩く音がして目を覚ますとマスク姿の地元のおやっさんが何かをしゃべってます。
正直、面倒な人に絡まれたな~と思いながら応答すると
「兄ちゃん、後ろさニシンいっぱいいるどー。サビキ持っとらんのか?」
と言っています。ん?夢か?(笑)
いや現実でした。
半信半疑で一緒に見に行くと、バスクリン状態!めっちゃ群来ってるじゃありませんか!!
しかも岸壁の昆布に産卵してる光景が丸見えで、かなりのニシンの群れが目視で確認できました。
どうやらおやっさんはチャリンコで、竿を持ってきてなかったようで、これから仲間に持ってきてもらうのを待っているそうです。
幸運なことに釣れるかどうか私が実験台に任命されたというわけです(笑)
とりあえず急いで準備してルアーロッドにサビキをセットして岸壁の際に垂らしてみると、すぐに良型のニシンがダブルヒット!
おやっさんもテンションアゲアゲで応援してくれました(笑)
ほどなくしておやっさんの仲間も到着して、しばし三人でニシンの入れ食いを楽しみました。
しかし、さすが地元のおやっさんの情報網は早く、一時間後には満員御礼のコロナウイルス濃厚接触状態になりました(笑)
自分はかなり楽しんだので、ペースを落として血抜きをしたりしていると、家族連れで来ていたお父さんが遠慮して端っこで釣れずに頑張っていたので、手招きしてスペシャル一等地を譲ってあげました。
すぐに釣れて楽しそうにしている光景を見て、来年くらいからは我が息子も釣りデビューさせてみようかなと思いながら微笑ましく見て、まだまだ釣れてましたがニシン釣りは終了としました。
最終的にキープは約40匹。小さいのはリリースしながらほんの二時間くらいの釣果です。
最大サイズは37㌢でしたが、痩せた魚体も多かったです。
その後、14時くらいまで投げ釣りも粘ってみましたが、雨雲レーダーを見るとこれから大雨がくる予報だったので急いで撤収となりました。
投げ釣りの釣果は、ちびカワガレイ8枚と、ちびクロガシラ1枚という悲惨な結果で終了。
しかし、大量のニシンのお土産ができたので大満足となりました。
地元の優しいおじさんに感謝。留萌港で思わぬニシンの収穫に大満足
そんなこんなで、今シーズンは諦めていたニシンでしたが、なんと人混みを避けて大量にゲットすることができました。
これも全てわざわざ寝ている俺を起こしてくれた地元のおやっさんのお陰です。私が帰るときもまだ頑張っていたので、ちゃんとお礼を言えて帰宅となりました。(缶コーヒーくらいあげれば良かったと今になって後悔…)
おやっさん、この場を借りて本当にありがとうございます!!
完全な自己満足ですが、こうゆう恩を貰ったので、釣れてなかった家族連れにも優しくポイントを譲ることができたのかなと思います。
釣り場でもあまり自分から話しかけたりコミュニケーションを取らない私ですが、今回は地元のおやっさんのフレンドリーさに心暖まる釣りとなりました。
次回こそはサクラマスかデカカレイの大量を目指して遠征するぞー!!しばし来週末の天気予報とにらめっこになりそうです。