北海道 海釣りdiary

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アキアジ、サクラマス、ヒラメ、ブリ、カレイ、ホッケ、ニシン、ワカサギなど海釣り中心にショアから、北海道で1年中魚を追いかけてます。

小樽の磯 日本海のマガレイを投げ釣りで狙う&ホッケジギング


2020年3月9日 大潮 南の風




室蘭で投げ釣りを終えて一度帰宅し、翌日の日曜日は夜まで実家で息子の面倒を見てあげて、嫁さんのストレスを少しばかり解放してあげました。(ほとんどばあちゃんが遊んでくれてたけど。)

息子を帰りの車で寝かしつけて爆睡した状態で嫁さんに引き渡し、なんと今度は日本海へ投げ釣りでマガレイを狙って近場の小樽に向かいます!

といっても、一般道で片道3時間弱かかるので全然近くはありませんが、毎回積丹や室蘭に通っているとめちゃくちゃ近くに感じます(笑)

行きの道中で石狩新港のニシンの状況はどうかなーと少し寄り道すると、花畔の岸壁に多数の鱗があったので群れが入ったのかもしれませんね。

もちろん夜は釣れてませんでした。樽川埠頭は投光器が付いてましたが釣果は不明。

今年はコロナウイルスの濃厚接触の恐れがあるし、誰もいないところでニシンが爆釣するなんて奇跡も起きないだろうから、春ニシンはスルーで終わってしまうかもしれませんね。


そんな感じで23時過ぎに目的地の小樽に到着しました。



カレイ釣りの超有名ポイントだけど、今ならまだ空いてるはずと今季初の小樽の磯へ


今回釣りをする場所は、本来4月から本格化するマガレイの投げ釣りポイントですが、ハイシーズンは先端の1等地で釣りをすることは困難な場所です。

その訳は前日から釣り場に三脚だけ置く「場所取り」が近年横行しているからです。

釣り新聞さんが全て悪いわけではありませんが、今後はたくさん釣れた釣果の記事だけではなく、このようなマナー的な警鐘をもっとしつこく載せてほしいと切に願っております。

磯場で前日から場所取りするなんて兜千畳敷の人くらいだと思ってましたが、昨年はサクラマスのジギンガーが当然のように場所取りをしていたり(SNSで少し話題になってましたよね)と、色々なところで当たり前のように増えてきてますね。

そうゆう人たちを否定はしませんが、個人的には友達になりたくはありません(笑)

まあ愚痴はこれぐらいにして、男は黙って夜から現場待機を貫きます。(なんか偉そうなことを言ってますが、実は私自身も鮭釣りは釣り場によっては場所取りしてしまってるので、あまり人のことは言えませんね。)


ちなみに昨年訪れた際の記事です↓↓

tsuribaka-haru.hatenablog.com


tsuribaka-haru.hatenablog.com


どちらも先端の一等地には入れませんでした。




先端の1等地を目指して、念のため気合を入れて午前2時半からアプローチを開始


予想通り駐車スペースには車はなく一安心。

さすがにこんな本格シーズン前の平日に前日入りするようなツワモノはいませんでしたね。

久々の崖下りでしたが、多少崩れていたり滑りやすい場所があるので、スパイクブーツは必須です。今後行かれる際はみなさん注意してくださいね。

念願の先端の一等地に到着し、1年ぶりになる小樽の激磯の余韻にしばし浸ります。




が、なんとここでジギング用のリールを忘れていたことに気づき、まさかの車に戻る事態となりました。




真っ暗な中、さっそく準備開始


まさかの往復で釣り開始前に早くも体力は半減しましたが、お気に入りの年代物、シマノ並継プロサーフにサーフリーダーをセットし2本体制で挑みます。

ちなみにショアジギングのタックルもセットし、大忙しになることを期待しながら二刀流で朝マズメを待ちます。

ちなみに穂先ライトもセットしましたが、残念ながら暗いうちの魚信はありませんでした。



気になる釣果は?

薄明かるくなってくると、120㍍ほど投げていた仕掛けにアタリがあり巻いてみると小さいマガレイが釣れました。


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その後、少し大きめのカレイも混じり始めますが、30㌢前後と期待には及ばず、やや物足りないサイズが多かったです。


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片手間でやっていたショアジギングではホッケがいいペースで釣れますが、まさに二頭追う者は一頭も得ず状態で、そこまで数は伸びませんでした。(朝マズメにルアー釣りに集中すればもう少し釣れたかもしれません。)

ホッケのサイズは30~35㌢が主体で、1、2割くらい小型のホッケが混ざる感じでした。(積丹のよりは若干型は小さめな印象)

今回はジグパラサーフの赤金カラーが好反応でした!このジグはコスパも良く、ヒラメを釣る時なんかは最強のルアーだと思っています。



↓↓↓ジグパラサーフでヒラメを釣った記事です。

tsuribaka-haru.hatenablog.com


アクションは、ただ数回巻いて止めて底に着いたらまた巻くだけで釣れます(笑)

もちろんリフト&フォールも効果的なので(あまり激しくやるとエビっちゃいますが)かなりおススメですよ。


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たまにギスカジカも釣れましたが、以前よりかなり数は減った印象でした。投げ釣りでもカレイの比率が圧倒的に高かったので、今の時点では大量発生していなさそうでした。


途中でこやつが現れるとピタッとホッケは釣れなくなって、朝マズメを過ぎるとジグへの反応も少なくなってしまいました。おたる水族館から逃げ出したのかと思うくらい大量の群れで行動してました(笑)


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漁師さんの船が頻繁に通り始めた頃、大事件が発生します!!



ほとんどの船が遠くを走ってくれていた中、一艘だけめちゃくちゃ近くを通って来ました。

「危ない!」と思ったが時すでに遅し、間に合わずフルキャストしていた方のプロサーフのラインが船に巻き込まれ竿ごと海にぶっ飛んでいきました…。

PEラインを使っていたせいもあり自業自得ですね。

何度も通っていたポイントですが、こんなに近くを通る漁師さんもいるのだなと勉強になりました。


運良くプカプカ浮いていたので、完全に水没したタックルをもうひとつの竿で回収して、すぐにフロロカーボンラインのスプールに変更しました。


とりあえずめちゃくちゃ振り回して、一生懸命リールの水は切りましたが、さすがにオーバーホールに出さないとダメでしょうかね?(笑)


とりあえずグリスやオイルを注して様子を見て、カレイシーズンが落ち着いたら検討します。





さらに追い討ちをかけるように悲劇が起きます!




なんとトラブルであたふたしているときに、貴重な食料のメロンパンをカラスに奪われてしまいました(笑)


器用にピンポイントでバックの隙間から奪ったようです。


崖の上でカァーカァーと勝利の雄叫びをあげていました。(くやしいー!)


リール忘れから始まり、空腹も重なって、もう色々と心が折れてしまいました。





そんなこんなで潮回りの関係もありましたが、昼に近づくとポツポツと釣れていた投げ釣りの方もアタリが減ってきたので、12時頃で終了としました。





最終的な釣果はこちら↓↓

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投げ釣りでマガレイ17枚(24~33㌢)

ジギングでホッケ8匹(30~36㌢)



マガレイのリリース5枚くらい

ホッケのリリース5匹くらい

ギスカジカ数匹(全てリリース)





そろそろ本格的なカレイシーズンが開幕しそうですが、この時期にあまり良型が揃わなかったのが多少気がかりですね。

40㌢クラスのマガレイの引きを味わいたい!やはりこの時期は積丹半島の方がよかったかな・・・。